BMW M2にも搭載されているN55B30型エンジンの基本構成は、ボア(内径)84.0mm、ストローク(行程)89.6mm、ボアストローク比1.07のロングストローク型エンジン(ピストン径よりもストローク量のほうが大きい)になります。排気量と気筒数が同一の場合、ショートストローク型に比べて低回転域でのトルク特性に優れており扱い易いエンジンとされますが、高回転域では充填効率の悪化や摺動抵抗が増大して出力の低下が懸念されます。このパワーユニットはマネージメントを変更する事で「当該出品車の306PS」から「M2の370PS」までのラインナップとなりますので、当該出品車に別途費用にてサブコンピューターを追加してやることで、最高出力で+77PSの383PS、最大トルクで+10.5Kgmの51.3Kgmまで、安全にM2を超えるパフォーマンスまでチューニングしてお引渡しする事もお易い御用です。ご希望のお客様は落札後にお申し出下さい。
エアロ、車高調、ホイール、マフラーなど、追加されたカスタムエクステリアの恩恵によりM4に準ずる素晴らしいスタイリングを手に入れております。
1、ビルシュタインフルタップ車高調整式スポーツサスペンションフルキット(約35万円、取り付けセットアップ¥25,000)
サーキットでも公道でも、ビルシュタインオリジナル「ガス封入式倒立モノチューブ構造」イズベストチョイス、この定義は長きに渡り自動車業界でのディファクトスタンダード、世界標準常識ともなっております。よく街で「ローダウン・ドレスアップ車」を見かけますが、その大半はショートスプリングに交換しただけの「雰囲気を楽しむ仕様」になります。もともと標準(ノーマル)車高でバランスよく減衰力を発揮するよう設計された純正ショックアブソーバーは、車高が下がる事により「有効ストローク長」が減少するだけでなく、底づき防止のため締め上げられたスプリングレートにより減衰力との設計バランスは完全に崩れてしまい、ショックアブソーバーとスプリングが「バラバラに自分だけの仕事をしている状態」に陥ってしまうのです。乗り心地が固く突き上げ感が強くなったため「強化した」と思うのは大きな間違いで、「視覚的効果を優先する余り走行性能を犠牲にしてしまっている」のが真実です。ビルシュタインは圧力のかかった作動オイルをシリンダー内に充填する特殊技術により、温度上昇や負荷がかかった際にオイル内に気泡が発生するのを抑制する事に成功。ショックアブソーバーに連続する強い負荷がかかった時でも「ダンピングフォース」が損なわれる事無く、優れたトラクション性能の確保と高い放熱性能によりどのような状況でも安定した減衰性能を発揮します。出品車に装着されている車高調は高品質で定評あるアイバッハ製スプリングを採用した車種別専用設計、入念なロードテストを幾度も繰り返し最終設定されたスペックによりスプリングとショックアブソーバーは完璧なハーモニーを奏でます。世界中の自動車メーカーがこぞってスポーツグレードにオプション設定するトップブランド・・・わが名は「ビルシュタイン」
2、高規格軽量高剛性19インチアルミホイール、レイズエンジニアリング「グラムライツ57」¥206,800+アドバンスポーツ¥288,200=495,000-
高性能・高規格ホイールシェアNo1の世界に誇るメイドインジャパン、レイズエンジニアリング・・・「コンセプト・イズ・レーシング」「オール・メイドインジャパン」・・・レイズが頑なに守り続けてきた信念です。市販ホイールだけではなく、フォーミュラワンやGT選手権といった最高峰のレースで戦うチームまで、あらゆるカテゴリーにレイズユーザーが存在します。求められる性能は異なりますが、全てのホイールに一貫したテクノロジーとノウハウを浸透させることで、もうこれ以上は不可能と思われた壁を打ち破る事ができるのです。レイズにとって欠かすことの出来ない開発最前線レースフィールド。その場にいる全員が勝ちを狙うため誤魔化しが効かず、本物だけが残る勝負の場に身を置くことでロードホイールのパフォーマンスを高める事ができるのです。この品質至上主義の実現には自社一貫体制が不可欠であり、レイズがこだわるチームメイドインジャパンにはその言葉以上の価値が込められているのです。鍛造アルミホイールはその製造の難しさから、世界的にも生産しているメーカーの数は限られており、中でもRAYSはトップレベルの技術力を有しています。グラムライツシリーズは鍛造製法ではありませんが、鋳造製法の限界を攻める事で鍛造に迫る強度と軽さなど極限のパフォーマンスを獲得したスポーツブランドになります。世界最先端のRAYSホイール理論を注ぎ込み、本気でスポーツを楽しむヘビーユーザーをも満足させる性能とともに、斬新なデザインとフィニッシュにもRAYS独自の提案が込められています。コンペティティブなレースシーンを戦い、レースホイールとロードホイールの垣根を超えた技術の融合によって、誰もが手に入れる事ができる市販ホイールにも最高のパフォーマンスを注入することができるとRAYSは考えています。そのために導き出した答えが一切外注を利用しない自社一貫体制であり「オールジャパン製造体制」なのです。代表的プロダクトとして「TE37」は突出して軽量高剛性である事とビッグブレーキシステム装着に適した形状から、長年に渡り国内外のレースシーンで世界中の名門チューナー達にこぞって選定される逸品としてあまりにも有名です。
清潔感に溢れる極端に使用感の薄い極上インテリアを御確認下さい。
3、レムス車検対応スポーツエキゾースト¥190,000-
1990年、5名の従業員でオーストリアに設立されたスポーツマフラーメーカーREMUS(レムス)。その確かな品質と性能はすぐさま世界中のアフターマーケットやチューナー達に支持され、現在では5,800坪の工場と375名の従業員を抱えるヨーロッパ最大のメーカーに成長しました。REMUS(レムス)は設立当初より一貫してエンドユーザーの要望を重視した高品質のマフラーを製作している事や、モータースポーツ活動への積極的な参加姿勢が認められ、今では世界50カ国に輸出を行うスポーツマフラー界のマーケットリーダーとなっています。
全てのマフラーは「3D CADによる設計~プロトタイプ製作~実車への装着テスト~その結果を踏まえた再検討」という手順を経て開発されます。プロトタイプの3D測定データをベンディングマシーンやレーザーカットマシンにフィードバックし、パイプの曲げ加工及び切断を驚くべき精度の自動作業で行います。そのため極めて精度の高いフィッティングや純正接続ポイントでの容易な装着が可能な「高品質REMUS(レムス)マフラー製品」が生み出されるのです。また内部まで全てステンレスが使用されているため高い耐腐食性を誇る事もこのマフラーの特徴になります。
全ての製品はローラー式テストスタンドでのパフォーマンステストを行って開発されています。レムスは品質・デザイン・音質はもちろんですが、装着した際のパフォーマンスの向上を重視しています。車種ごとに最適な背圧(バックプレッシャー)を測定しそれを適度に軽減する事で、平均して3%程度の出力アップを達成しています。そして240坪の広大な音響試験室内に実車を持ち込み、車外・車内での音質テストを繰り返し行ってサウンドがデザインされていきます。REMUS(レムス)が追求しているのは「音が大きいマフラー」ではありません。低音が強調された迫力あるサウンドでありながら車内へのこもり音がない、特徴あるREMUSエキゾーストノートを車種ごとに設計・実現しています。実際にプロトタイプを実車に装着して性能および音質のテストを行うのです。性能については音響試験室内のローラー式テストスタンド上で出力向上をチェックします。また音質については車外の音だけでなく車内の音の測定も行い、こもり音など不快な音が発生していないかまでしっかりとテストしています。
現行のモジュラーエンジン(製造工程効率化エンジン)に移行する直前、BMWスピリッツの集大成である名機N55B30Aストレートシックスパワーユニット。このエンジンは更にチューニングされM2にも搭載されています。
4シリーズクーペは3シリーズの延長ではなく、ワンランク上のスポーツグレードであることをBMW自身がアナウンスしております。3シリーズよりもスタイリッシュなエクステリアとボディ剛性やフットワークバランスなど全てのパフォーマンスに優れたスポーツモデル・・・それが4シリーズの立ち位置になります。3シリーズよりも全幅で25mmもワイドトレッド化されており、全高もノーマル状態で65mm低くなった容姿は、フロントビューこそ類似していますがじっくりと眺めるとワイド&ローな姿勢がバランス良く強調されており、サイドビューやリヤビューに至ってはクーペボディ以外には成しえない美しいプロポーションに感動すら覚えます。左右フロントフェンダーには「エアブリーザー」と呼ばれるエアーアウトレットが設けられており、フロントエアーダムからホイールハウスに流れ込むブレーキ冷却エアーをここから排出することにより、ホイールハウス周辺で発生する乱気流を抑えて空気抵抗を減少させる効果を発揮するとされています。
また435に搭載されているN55B30AパワーユニットはBMW伝統のストレート6(直列6気筒)で、そのあまりのスムーズさに「シルキーシックス」と称えられることもあります。自動車メーカー各社が燃費、環境、安全面で有利なV型6気筒に流れていく中で、BMWは敢えて直列6気筒を守り続けています。それはBMW自身が、このレイアウトが自社のアイコンであること、そして何より「偶力、慣性力ともに完全にバランスされている」という素性の良さを確信しているからと言えるでしょう。加えてBMW独自の無段階可変バルブリフト機構「バルブトロニック」、筒内直接噴射「高精度ダイレクトインジェクションシステム」、吸排気無段階可変バルブタイミング「ダブルVANOS」といったエンジンテクノロジーを投入することで高効率と走りの楽しさを両立しています。
補機類においても充電制御「ブレーキ・エネルギー回生システム」、アイドリング・ストップ装置「エンジンオートスタート/ストップ」を採用するなど燃費性能にもこだわっており、335ではこのパフォーマンスながら12.7km/Lを実現しています。
BMW M2にも搭載されているN55B30型エンジンの基本構成は、ボア(内径)84.0mm、ストローク(行程)89.6mm、ボアストローク比1.07のロングストローク型エンジン(ピストン径よりもストローク量のほうが大きい)になります。排気量と気筒数が同一の場合、ショートストローク型に比べて低回転域でのトルク特性に優れており扱い易いエンジンとされますが、高回転域では充填効率の悪化や摺動抵抗が増大して出力の低下が懸念されます。このパワーユニットはマネージメントを変更する事で「当該出品車の306PS」から「M2の370PS」までのラインナップとなりますので、当該出品車に別途費用にてサブコンピューターを追加してやることで、最高出力で+77PSの383PS、最大トルクで+10.5Kgmの51.3Kgmまで、安全にM2を超えるパフォーマンスまでチューニングしてお引渡しする事もお易い御用です。ご希望のお客様は落札後にお申し出下さい。
追加されたカーボンパーツも余裕で美しい状態を維持しております。
N55B30型エンジンの特徴は、軽量で熱伝導に優れるアルミシリンダーライナーに鉄溶射を施し耐久性が確保されたエンジンブロック、14mmオフセットされたクランクシャフト、導入口が2つに分かれており低回転域から鋭いピックアップを見せる最新のツインスクロールターボシステム、エンジン回転抵抗を排除する電動駆動式ウォーターポンプ、状況に合わせた充分なオイル量を循環させるインテリジェント可変容量式電動オイルポンプ、スロットルバルブを廃する事で類まれなレスポンスを発揮するバルブトロニックシステム、低回転~高回転域まで状況に合わせた最適なバルブマネージメントを実現するダブルVANOS(吸排気可変バルブタイミング機構)、オイルパンに2本を上下に並べる形で仕込んだ二次バランスシャフトなど、エンジン屋であるBWMが手持ちの独自技術を惜しげもなく注ぎ込んだ現代の最先端パワーユニットであると言えるでしょう。また可能な限りボンネットの高さを抑えるためにエンジン自体を右に傾けて搭載するのはBMWストレート6エンジンの定石で、全てのモデルで左から吸気し右に排気します。また5番及び6番シリンダーはバルクヘッド直前までめり込むような配置とされており、フットワークを重視したフロントミッドシップ指向が見受けられます。このN55パワーユニットは直噴システムのため、高圧燃料ポンプの動作音がディーゼルエンジン並みに大きいのも特徴のひとつとされています。
出品車の年代では420、428は4気筒2000ccターボですが435のみ6気筒3000ccターボエンジン306PS、現行のモジュラーエンジンラインナップでは420(B48B20A圧縮比11.0)184PS、430(B48B20Bは圧縮比を10.2に下げ高過給化)252PSが4気筒2000ccターボで、440(B58B30A)のみ6気筒ターボ326PSとなりました。現代のBMWパワーユニットはこの「モジュラーパワーユニット」に進化していますが、これは全く同じ機構と容量のシリンダー気筒数が排気量によりモジュール化(共通部品化)されたもので、BMW史上最も製造過程が効率化されたエンジンと言えますが、これまでBMW(バイエルン・モトーレン・ウェルゲ)がモータースポーツで培ってきた「バイエルン地方の古き良きエンジン製造工場」の影はまた一段と薄くなってしまいました。つまり今回出品車に搭載されるN55B30Aはモジュラーエンジン化される直前の、モータースポーツに掛ける情熱と伝統が息づく生粋のBMWストレート6エンジンであると言えるでしょう。
Mパフォーマンスブレーキシステム(ブレンボ製、フロント4POD対向ピストン、リヤ2POD対向ピストン)、RAYS19インチアルミなどご確認下さい。
追って追加掲載して参りますので、最終までご確認のうえ入札にご参加下さい。